今回は宝塚記念です。
宝塚記念2020:レースについて
第61回 宝塚記念 G1
2020年6月28日(日) 阪神11R
サラ系3歳上オープン
芝 右 2200m
宝塚記念2020:コースについて
阪神2200m
スタートは正面スタンドの右端。
1コーナーまでの距離は約550m。直線の半ばで1回目の急坂を上る。
1コーナーから2コーナー、バックストレッチまではほぼ平坦。
3コーナーから4コーナー、直線の半ばまで緩やかに下る。
最後の直線は約360m。ゴール前に2回目の急坂。
タフな馬場となり馬力を競うレースになりやすい。
宝塚記念:過去の傾向
過去の成績
【2019年】
1着:リスグラシュー 2.10.8 ②②②② 3番人気 QE2世C:3着
2着:キセキ 3 ①①①① 1番人気 大阪杯:2着
3着:スワーヴリチャード 2 ④④③③ 6番人気 ドバイシーマ:3着
【2018年】
1着:ミッキーロケット 2.11.6 ⑦⑤③② 7番人気 天皇賞:4着
2着:ワーザー クビ ⑫⑭⑬⑬ 10番人気 ライオンロックトロフィー:6着
3着:ノーブルマーズ 3 ⑩⑨⑦⑦ 12番人気 目黒記念:2着
【2017年】
1着:サトノクラウン 2.11.4 ⑦⑥⑥⑥ 3番人気 大阪杯:6着
2着:ゴールドアクター 3/4 ⑥⑥⑥⑨ 5番人気 天皇賞:7着
3着:ミッキークイーン 1 1/2 ⑨⑨⑨⑨ 4番人気 ヴィクトリアマイル:7着
※着順・馬名・タイム/着差・通過順・人気・前走・前走着順
傾向
- 過去3年では1番人気の連対は1回のみ。過去10年では6回。必ずしも人気通りの着順になるとは限らない。波乱が起きる可能性は大きい。
- 昨年は牝馬が優勝しているが、過去10年では5回連対している。牝馬を無視することはできない。
- 前走天皇賞組は過去3年で2回、過去10年で6回連対している。天皇賞組は要チェック。
宝塚記念2020の予想
現状3強といえば、金鯱賞1着のサートゥルナーリア、大阪杯1着のラッキーライラックと同じく2着のクロノジェネシスであろう。その中で私は本命にこの馬をあげた。
◎ラッキーライラック
昨年のエリザベス女王杯を制してからとても安定した成績を叩き出している。前走大阪杯ではクロノジェネシスがクビ差の2着だったが、最後の直線で前がなかなか開かず、前が空いた途端に先行していたクロノジェネシスを差した脚はすばらしい。ここはラッキーライラックが1枚上手と見るべきだろう。
サートゥルナーリアの金鯱賞1着は強い相手がいなかったので、あまり参考にならない。有馬記念はいい脚を見せて2着だったが、最後はいっぱいだった。タフな脚を求められる阪神ではやや不安だ。
宝塚記念は毎年荒れるイメージなので、対抗は穴狙いでいきたい。
前走大阪杯は休み明けで5着。その前がジャパンカップで3着だった。距離適性はよいと思う。なにより、皐月賞の7着以外は掲示板からハズレたことがないほど安定している。またどのレースを見ても上がり3ハロンの数字がすばらしい。うまく噛み合えば連対してくると予想する。
▲モズベッロ
前走天皇賞では7着だったが、これは長すぎたのかもしれない。その前の日経賞は2着、さらに前の日経新春杯では1着だった。もともと乗りに乗っていた馬である。今回は距離が縮んで上位に食い込んでくると思われる。
まとめ
昨年はそうでもなかったが、毎年荒れるイメージの宝塚記念。今回はラッキーライラック、ワグネリアン、モズベッロの3頭で勝負したいと思う。