13年ぶりの「ハケンの品格」。あっという間に最終回!
コロナのせいもあって、ちょっと短縮されちゃったみたい。
残念だったね・・・。
前回放送は2007年、めっちゃおもしろかった。
(参考記事:「ハケンの品格」[2007年・篠原涼子主演]の感想:大前春子が超おもしろい!)
そして今回も大前春子パワー健在!!!
もっと続いてほしかったなぁー
まあ、とりあえず、最終回を無事に終えた「ハケンの品格」の感想を書いていこうと思う。
「ハケンの品格」情報
放送時期
2020年6月~8月
日本テレビ系「水曜ドラマ」枠
スタッフ・制作など
脚本:中園ミホ他
チーフプロデューサー:西憲彦
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作著作:日本テレビ
主な出演者
吉谷彩子
他
視聴率
平均視聴率:12.7%
最高視聴率:14.2%(第1話)
最低視聴率:11.9%(第2,3話)
「ハケンの品格」:ストーリー概要
かつての勢いを失い社員たちの覇気が下がり気味の大手食品商社「S&F」で、営業企画課の課長となった里中賢介はつぶやく。「今、彼女が来てくれたら…」。当時を知る部下の浅野務は「まさかあの人を呼ぶんですか」と驚愕する。
「私を雇って後悔はさせません。3ヶ月間お時給の分はしっかり働かせていただきます」こうして、特Sランクにパワーアップした伝説のスーパーハケン、大前春子がS&Fに呼び戻される。「とっくりが舞い戻ったって、本当か!」 とS&F旭川支社長補佐の東海林武は春子との再会に感激するが、完全に無視されるのだった。
13年ぶりにS&Fに戻ったスーパーハケン大前春子が、持ち前の資格や能力を活かして里中賢介や東海林武を助けるという内容。
基本的にスタイルは前回と変わっていない。
「ハケンの品格」:感想
なんといってもスーパーハケン大前春子と東海林のやりとりがおもしろかった!
今回のテーマはAIと人間だった
AIに任せておけばだいじょうぶ、AIはまちがえない、それが会社の方針。だから会社の上層部はなんでもAIの言うとおり。コンビニの出店に関してやリストラまで、全部AIに判断させようとした。
そして、AIに匹敵する能力を持つ大前春子がそこに立ち向かった。だが、大前春子はAIに立ち向かうのが「ムダ」だと言った。なぜなら「人間はAIに勝てない」からだ。
では、人間のいいところは何か。それは「ムダがあるところ」だ。人間は失敗をする。失敗をしながら前に進んでいくのだ。それが「働くことは生きること」という意味につながるのだろうか。
ただ、なんとなく、このテーマは中途半端だったような気がするなぁ。
大前春子と東海林武とのやりとり
篠原涼子さんが演じる大前春子と大泉洋さんが演じる東海林武、この掛け合いが前シリーズのときは見ものだった。漫才をやっているかのような掛け合いは見事だった。
ところが、今回、大泉洋さんのスケジュールが合わなくて前半はそれほど出番がなかった。そうしたら、やっぱりドラマのおもしろさがいまひとつだった。
やっぱりこの二人の掛け合いが、このドラマをおもしろくする要素だったんだな。
その証拠に、後半は大泉洋さんがたくさん出演したので、ドラマがかなりおもしろくなってきた。
「お時給マシン!」「マリモ!」などと罵り合う二人は最高だった。
今回はちょっとギャグ路線!?
スーパーハケンの大前春子が、今回はちょっと壊れる場面が多かったような気がする。前シリーズではいろんな資格を駆使して、かなりかっこいいところを見せた。
基本的には今回も変わらないが、ただ、徹夜したあとちょっと取り乱してしまったり、契約を打ち切られたりと失敗が多かったような気がする。
極めつけは演歌歌手・龍善寺アキ子だ。ちょっとおもしろい大前春子が見られたなぁという感じだ。
まとめ
13年ぶりに帰ってきた大前春子は健在だった。そして、東海林武とのかけあいもおもしろかった。やっぱりこの二人は「ハケンの品格」に欠かせない。
はたしてこのドラマはもう続編をやらないのだろうか。できればやってほしい。何年後かに続きが放送されるを楽しみに待ちたい。