先日、ローランドさんの本を読んで、かなり感銘を受けた。
(参考記事:「俺か、俺以外か」(ローランド)の感想:名言にしびれました!)
やはり一流はちがう。
そして思った。一流といえば、いるじゃないか、この人がと。
その人とはGACKT様。彼こそ一流と呼ぶにふさわしい人である。
以前、書店で彼が書いた本を見かけたので、調べて購入してみた。
読んでみたら、気合入りまくり!
今回はGACKT様の「GACKTの勝ち方」の感想を書いていこうと思う。
著者紹介
著者
GACKT(ガクト)
1973年7月4日生まれ。沖縄出身。
男性シンガーソングライター、俳優、実業家、YouTuber。
バンド活動を経て、1999年にソロ活動を開始。
CDシングル48枚とアルバム19枚をリリース。
テレビ番組の芸能人格付けチェックで62連勝中。
「GACKTの勝ち方」:内容紹介
GACKT初のビジネス書!
なぜGACKTはそんなにお金があるのか?
考え方、貫き方、生き方、徹底したストイックさ。
【人脈】【プライベート】【会食】【趣味】【信用】【印象】【自分自身】人生すべてをマネタイズするGACKT流、人生の勝ち方。
(アマゾンGACKTの勝ち方 | GACKTより)
ミュージシャンとしてだけでなく、実業家としても活動するGACKTがどのようなマインドで生きているのか。
第1章:人生をマネタイズ
第2章:GACKTの勝ち方
第3章:メンタルリセット
この3章で、GACKTの考え方を伝える。
「GACKTの勝ち方」:感想
なぜGACKT様一流なのか、この本を読めば一目瞭然。GACKTはふつうの人とは覚悟がちがうし、GACKTとしての生き方をしっかりブランディングしているのだ。本当に素晴らしい人だ。
この本からたくさん学んだことがあるが、その一部を書いていきたいと思う。
「GACKTって面白いよね」と言ってもらえることが重要
GACKT様は人との出会いで「自分がどうあるべきか」というのをとても重要視しているとのこと。だから
こいつ面白いなと思ってもらえることが大切
だと言う。方法はいろいろあると思うが、まずは「面白いと思ってもらえる」ことを優先的に考えていくべき。
この場合の「面白い」はもちろん興味深く思ってくれることだ。
常に意識しろ。何者でもない、オマエという【個】を相手に感じさせろ。
GACKTはこのように言う。
誰かと同じやり方をして満足していてはいけない。みんなと同じでいいわけがない。
いかに自分に興味を持ってもらえるか、そのためには自分の存在を強く相手に感じさせなければいけないのだ。
ともかく動く
これは、GACKT様がメンターから教わったことばだ。
【知・覚・動・考】
知って覚えたら、考える前に動く!!!
これ大事。
この4文字、実はこのように読める
「とも(知)・かく(覚)・うご(動)・こう(考)」
考えるのは行動をしたあとだ。まずは、行動が第一なのだ!
この動くということを忘れがちだ。
計画を入念に立てることに満足してしまい、肝心の行動が伴わないというのはよく聞く。
以前、コーチングをしてもらっていたときに、私のコーチは「走りながら考える」ということばをよく言っていた。
とりあえずやってみて、やりながら改善策を考えようという意味である。
やはり、まずは行動すること、それが成功への近道なのだ。
人生とは・・・
GACKT様いわく
人生とは、今この一瞬の
発想力・想像力・創造力の
積み重ねである。
とのこと。
人生はルーティンの集合だ。
朝ごはんを食べ、仕事に行き、帰ってきてからごはんを食べて寝る。
その合間に、だからネガティブなことを言ったり、考えたりするとしよう。
1回くらいではどうってことないかもしれないが、毎日のようにネガティブでいたら、ネガティブが自分にこびりつくだろう。
つまりこういうこと。
今、この瞬間に、
ネガティブな言葉が出る人、
ネガティブな発想が浮かぶ人、
ネガティブな行動を取る人の人生は
これらのネガティブの積み重ねで
形成された人生となる。
ネガティブな言葉や発想や行動を積み重ねていくと、やがてそれが自分の人生になってしまう。
人生は一瞬一瞬の積み重ねだ。だからそのときどきの言動がよくも悪くも人生を形成してしまうのである。
最後に
「GACKTの勝ち方」は彼の信念に貫かれた本だった。
どうすれば、彼のように一流になるのか、マインドの部分がとても参考になった。
やはり一流の男は覚悟からしてちがう。
この本を読んで、小手先ではなく、考え方を変えていかなければいけないことを思い知らされたのだった。