成功するためには膨大な量の実践が必要である

先日、勝間和代さんの本を読んでいた。

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)
 

 

この本は、勝間さんがどのようにして有名人の仲間入りをしたかについての方法論が述べられている。

そして、読み始めてすぐに次の文に目が止まった。

さまざまなチャレンジは「確率論」です。すなわち、確率が低い勝負であっても、それを繰り返し繰り返し行っていけば、いつかは負け続ける確率が下がっていって、どこかで勝てるのです。

勝間さんはその例として、

勝率五%の勝負を五〇回行って、全部の勝負に負ける確率はたったの七.七%

という確率論をあげる。

可能性がある勝負をし続けていくと、全敗の可能性がどんどん少なくなっていくのだ。つまりやり続けていくと勝つ回数が増えていくということだ。

この勝負を成功と置き換えても同じことがいえる。成功する可能性が5%だとして、50回チャレンジして全部失敗する可能性は7.7%ということだ。

とにかく確率が低かろうと、回数を重ねていけば必ずうまくいくことがある。

もっというと、やり続けていくうちに効率のよいやり方を覚えるし、精度も上がって行くだろう。したがって、より成功する可能性は増える。

そういえば、エジソンの名言で有名なのがある。

失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ

結果が伴わなかったとき、人はそれを失敗だと思ってしまう。

ところがエジソンに言わせると、それはまちがいだ。すなわち、実践を通じて、「うまくいかない1万通りの方法」を見つけていたわけだ。

つまり一般的に失敗といわれているものは、成功するための過程に過ぎないということだ。

いずれにしても、それは数をこなさないことには何も生まれない。エジソンのような天才でさえ、膨大な数の実践を繰り返すことを通じて、一回の成功を勝ち取っていったのだ。

ましてや凡人の私が、一回や二回ほど実践して成功を勝ち取れるわけがない。

何度も繰り返しやって、改良してはまたやっていく。そういう積み重ねが成功を生む。しかも膨大な量をこなしていく必要がある。

 

私がこのブログを始めてからもうすぐ一年になる。そして、このブログが成功しているとは到底いいがたい状況だ。

それもそのはず。私はこの一年でたったの120コしかブログを更新していないのだ。膨大の量とは全く言えない。

これから膨大な量を書いて、このブログも成功させたいと思う。

大切なのは、やり続けること。しかも膨大な量をこなすことだ。

成功と「やり続けること」は分離することはできない。その2つはセットだと考えて物事に取り組んでいこうと思う。