川越のシンボルといえば「時の鐘」。
情緒あふれる街並みの中にそびえ立っている。
今でこそ、川越はマンションとかビルとか高い建物が多くなってしまったが、むかしは目立っていたんだろうなぁ。
今から約400年前に、当時の川越藩主だった酒井忠勝によって創建されたらしい。
木造で3層のやぐらになっていて、高さは約16メートルとのこと。
木造の16メートルはけっこう高いように思う。
いまでも1日4回、鐘の音が響くとのこと。
そんな「時の鐘」を撮影しに行ったわけだが、ちょうど時間的に夕方になってしまったので、日の入りを待って撮ることにした。
空の色がだんだん濃い青色になっていくのをねらった。
撮り終えた画像を確認したら空が紫色になっていて、狙い通りだった。
反対側からも撮ってみたが、どちらがいいだろうか。
私は最初に撮ったほうが好みだ。
こういう古い街並みも、夜に紛れ、明かりとともに撮影すると情緒が増す。
今回、なかなかいいものが撮れたなぁと思う。