みっちー日記(Enjoy編)

人生を楽しんでいる私に日記

「コーダ あいのうた」の感想

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泣けた・・・。

素直に泣けた。いい映画を観たなぁという感じだ。

レビューを読んで、評判がいいようなので観に行くことにしたのだが大正解。

見逃さなくて本当によかった。

 

今回は、「コーダ あいのうた」の感想を書いていこうと思う。

 

「コーダ あいのうた」について

この作品は2022年1月に日本で上映されたアメリカの映画だが、フランス映画の「エール!」という作品がもとになっている。そちらのほうは未見なので、機会があったら観てみたい。

主演はエミリア・ジョーンズという女優さんで、彼女は2002年生まれなので現在20歳。Netflixのオリジナルドラマ「ロック&キー」で主演に抜擢されて一躍有名になったとのこと。

 

さて、気になる作品の中身だが、公式サイトにストーリーが紹介されている。

豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聴こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。

映画『Coda コーダ あいのうた』公式サイト

主人公は高校生のルビー(エミリア・ジョーンズ)。

両親と兄の4人家族だ。

父と兄は漁師をやっていて、ルビーはそれを手伝っている。

この家族はとても明るくユーモアたっぷりなのだが、実はルビー以外、耳が聞こえない。

そのため、ルビーは家族の通訳係という存在でもある。家族はルビーをとても頼っていた。

 

そのルビーは漁師の仕事を手伝いながら学校に通っている。

学校の中ではどちらかというとみんなとはなじめなかった。

新学期になりルビーは憧れの男子の選ぶ合唱団に入ることになる。実はルビーは歌が大好きで、その歌声も素晴らしかった。

顧問の先生もルビーの歌声を聴き、その才能を認める。そして、名門バークリー音楽院に進学することを強く進める。

 

歌がとても好きなルビー。しかし、家族とともに働かなくてはいけない状況もある。

ルビーの心は大きく揺れるのであった・・・。

 

夢をとるか、家族をとるか

よく「究極の選択」というのがあるが、ルビーの選択も究極の選択に近いものがある。

歌をとるか、家族をとるか。

ふつうの家庭であれば、夢を選んで何も問題はない。

ところがルビー家族は、彼女以外、耳が聞こえない。

だから、獲った魚を売ることも、耳が聞こえないためなかなかスムーズにはいかない。

他の漁師や関係者とコミュニケーションをとるにも、ルビーの通訳が必要となる。

仕事をするうえでもルビーは欠かせない存在なのだ。

家族がルビーを必要としていることを、ルビー自身もわかっている。だからこそ、悩んでしまうのだ。

 

自分だったらどちらを選ぶだろうか、そんな気持ちで観ていた。

大好きな歌を捨てて、家族の犠牲になるべきか。

それとも、やっぱり家族には自分の代わりを探してもらって自分は歌を選ぶか。

どちらを選ぶにしても正解はない。

そこには自分の決断があるだけ。

 

そうしてルビーが選んだのは・・・

それは作品を観てもらいたい。

そしてそのとき家族はどうしたかというところもしっかり観てほしい。

 

終盤、ただただ涙がこぼれてしまった。

よくある泣かせようと演出ではない。ただ、自然に涙がこぼれてしまった。

 

家族っていいなぁと思った

ルビーの家族は四人家族。

耳の聞こえない父親と母親、そして兄。

父親と兄とルビーは一緒に漁に出て、その魚を仲介する業者に売って生活している。

耳が聞こえない以外は、田舎のふつうの家庭に見える。

 

父親と母親は、けっこうな年齢なのだろうが、それでも性交に励んでいる。

そのおかげでふたりともインキンタムシになってしまったほどだ。

病院の先生から性交を禁止されてもなおその行為に至ってしまう性欲の持ち主だ。

ちなみに兄は出会い系サイトをスマホで見るのが趣味で、その様子を両親も楽しんでいる。

この家族、なにげに下ネタが好きなのだ。

ちなみにルビーはそんな下ネタ家族にあきれているようだ。

 

父親と母親は仲良し。

だが、両親とルビーはちょっと親子げんかをする。

兄とも言い争いをしたりする。

そういう意味では、けっして仲良しの家族というわけではない。

 

むしろ、ルビーだけ家族のなかで耳が聞こえるということで、多少の疎外感があるような感じだ。

そして家族として必要なのか通訳として必要なのか、途中から戸惑う部分も出てくる。

ルビーは歌いたいが、家族は音が聞こえないから歌など興味がない。

ルビーの夢など家族とわかちあえないような状況だ。

 

そんなルビー一家だが、終盤では家族愛を見せてくる。

そこがなんともいえないところなのである。

家族がルビーとどのように接していくか、そこが見どころだ。

 

最後に

触れるのを忘れていたが、この作品、歌がとてもよい。

主演のエミリア・ジョーンズの歌声がとても心に響く。

この歌があってこそ、この作品がいいと言えるのだろう。

心に響く「コーダ あいのうた」、ぜひおすすめしたいと思う。