1990年代、フジテレビのドラマは全盛期だった、、、と個人的に思う。
東京ラブストーリー、101回目のプロポーズ、ロングバケーション、などなど。
「あれは名作だなぁ」と思えるような作品がいくつもある。
そのなかの一つが「ひとつ屋根の下」。
江口洋介さんが主役を演じているあれだよ!
「そこに愛はあるのかい?」のあれ。
みんな言ってたよね、このセリフ。
兄弟は、福山雅治さん、酒井法子さん、大路恵美さん、山本耕史さん、いしだ壱成さん。
大好きな俳優さんばかり。
また、内田有紀さんも出演している。
なんとも豪華なメンバーだ。
その「ひとつ屋根の下」がいつの間にかNetflixで配信されていた。
これは見るしかないよね。
なぜなら、このドラマは、私の好きなドラマベスト10に入っているから。
そんなわけで、今回は、「ひとつ屋根の下」を久々に見た感想を書いてみようと思う。
それではよろしく!
「ひとつ屋根の下」について
主なキャラクター
柏木達也(江口洋介):柏木家の長男。クリーニング店を経営。愛称は「あんちゃん」。
柏木雅也(福山雅治):柏木家の次男。文教大学医学部の研修医。愛称は「チイ兄ちゃん」。
柏木小雪(酒井法子):柏木家の長女。他の兄弟とは血の繋がりがない。
柏木和也(いしだ壱成):柏木家の三男。過去に少年鑑別所に収容されていた。
柏木小梅(大路恵美):柏木家の次女。高校2年生。
柏木文也(山本耕史):柏木家の四男。バイクとの衝突事故で半身不随。
広瀬幸夫(山本圭):柏木兄弟の亡き父の友人で一家の後見人。愛称は「ゆきおじさん」。
日吉利奈(内田有紀):雅也の勤務する病院に入院する舞台女優。
榊千鶴(鈴木ほのか):達也の婚約者だったが解消した。
倉橋登志子(村上里佳子):No.1キャバ嬢。源氏名はジャスミン。
あらすじ
実業団のマラソンランナーとして九州で活躍していた達也(江口洋介)が、東京に出てきた。達也は会社の上司の娘・千鶴(鈴木ほのか)と結婚する。これを機に脱サラしてクリーニング店を開く。
達也の両親は7年前、交通事故で亡くなった。その時、6人の兄妹は、それぞれ親類に預けられ、バラバラになった。長男の達也は、結婚することを弟や妹たちに知らせることにした。
二男の雅也(福山雅治)は医学生、長女の小雪(酒井法子)は商事会社のOL、三男の和也(いしだ壱成)はおしぼり配送工場で働いている。二女の小梅(大路恵美)は高校生、そして四男の文也(山本耕史)。訪ね歩いても達也は弟妹たちから歓迎されない。(FOD「ひとつ屋根の下」作品概要より引用。
「ひとつ屋根の下」の感想
江口洋介の神がかった演技がすごい
あの頃の江口洋介さんは二枚目俳優の筆頭と言ってもいいくらいだった。
ロン毛が似合うイケメンで、うらやましいったらありゃしないって感じの男だ。
だがだが、「ひとつ屋根の下」の江口洋介さんは全くちがーう!
イケメンが台無しの三枚目。
「エンゲル係数」を「エンジェル係数」と言っちゃったり、大好物のプリンを食べられたらマジで怒っちゃうおちゃらけた存在。
だから前半は、まるでコントだった。
それなのに、ビシッとキメるときはキメてしまう。
まさに、一家の大黒柱。
家族を大切にし、家族に対して熱い思いを持つ、それが柏木達也を演じていたのが江口洋介さんだった。
あの「あんちゃん」は伝説だと思う。
だって、私も「あんちゃん」って呼ばれたかったもん。
ホント、ウルトラグレートな兄貴の「あんちゃん」。
あのすごさは見た人はみんな同意してくれるよね!?
個人的に、「あんちゃん」を演じた江口洋介さんは神がかっていたと思う。
ストーリーがよい!
まず事の発端は、柏木達也が兄弟に会いに行ったところから始まる。
柏木家は両親を亡くしてバラバラにくらしていたのだ。
なぜ会いに行ったかというと、結婚の報告だった。
柏木達也、結婚するし兄弟に会うし、多分ウキウキ状態。
しかし7年ぶりの再会は予想とちがった。
兄弟はみんな冷たく、達也を疎ましく感じていたのだ。
始まりは最悪。
でも、その後、婚約解消となってしまった達也が兄弟をまとめようとする。
ひとつ屋根の下、再び一緒に暮らそうとした。
再会が最悪だった兄弟が、1人ずつ柏木家にやってくる。
そしてだんだん兄弟は打ち解けていき、家族としてまとまっていくのだった。
個人的には、チイ兄ちゃんがやってきたときが一番よかったかな!
その後、兄弟の問題を達也がみんなと向き合って解決しようとする。
その熱い思いがとても感動的とても感動的!
心がバラバラになった兄弟がひとつになる様子、すごく泣けた。
ホント、このストーリーはよい!
出演者が豪華
江口洋介さん、福山雅治さん、内田有紀さん、山本耕史さんは今でもテレビドラマで活躍の俳優さん。
みんなすごく若い。
それもそのはず、「ひとつ屋根の下」は30年以上前のドラマだから。
いまでも一線で活躍していて、すごいなぁと思う。
のりピーは不祥事のためテレビに出なくなってしまったが、YouTubeで活躍している様子。
あの頃ののりピーも可愛かったなぁ。
そして、小梅を演じていた大路恵美さんは、私の好きな女優でした。
あの頃、お昼に花王「愛の劇場」というドラマシリーズがあって、「天国からもういちど」に出演していたのが大路恵美さんです。
まさか同時期に彼女の演技を見ることができてうれしかったなぁ。
とにかく、「ひとつ屋根の下」に出演した兄弟のことは今でも好きだ!
満足度とまとめ
★★★★★(5つ中5つ星)
このドラマは満点。
Netflixで配信されてからもう一度見返して見たけど、やっぱり満点。
家族のさまざまな問題を、みんなで乗り越えていく様子は本当に涙ものだ。
名作といっていいだろう。
このドラマはみんなにおすすめしたい。
