巾着田の曼珠沙華(2023年秋)

なかなかうまく撮れないなぁと思う花は曼珠沙華
撮影後に、「これぞ会心の一撃!!!」となったことがない。
 
しかし、懲りずに今年も撮影に出かけるわけである。
今年は埼玉県日高市巾着田
以前、わたしは埼玉県に住んでいたので、巾着田には春の桜とか秋の曼珠沙華を見に来ていた。
 
でも、それもけっこう前のことなので、巾着田に来るのはかなり久しぶりだ。

 

f:id:motoshidaa:20231006082646j:image最寄り駅は西武秩父線高麗駅
お世辞にも活気があるとはいえない場所だ。


f:id:motoshidaa:20231006082642j:imageこんなのがあったので、読んでみた。
どうやらこの地には、むかし高句麗(今の朝鮮半島)という国から多くの人が移り住んできたらしい。
日本では、高句麗のことを高麗(こま)といっていたので、この地を高麗というようだ。


f:id:motoshidaa:20231006082630j:image駅の掲示の、曼珠沙華推しがすごい。


f:id:motoshidaa:20231006082626j:imageホームの脇にも曼珠沙華がいっぱい咲いていた。

 

さて、高麗駅を出て徒歩15分くらいで目的地の巾着田に到着。


f:id:motoshidaa:20231006082616j:image巾着田という地名を始めて聞いたときは、変な地名だと思った。

由来はその形。

高麗川が蛇行して巾着袋のような形になったらしい。

 

右の図の赤い部分が曼珠沙華が咲いているところだ。

けっこう広い範囲で咲いている。

 

f:id:motoshidaa:20231006082620j:image自動販売機にも曼珠沙華

やっぱりここは曼珠沙華推しが強いようだ。

 

ここからしばらく歩くと曼珠沙華群生地にたどり着く。

入り口には人がいて、500円を払うと中に入れる。

 

入る前に河原を眺めていたら、ここにも曼珠沙華


f:id:motoshidaa:20231006082639j:imageとても神秘的な形をしている。


f:id:motoshidaa:20231006082623j:image群生地は辺り一面赤くなっていた。


f:id:motoshidaa:20231006082636j:image赤い波のように群がっている曼珠沙華

一本一本の茎に、ひとつだけ花が咲いている。


f:id:motoshidaa:20231006082613j:image少しではあるが、白やピンクの曼珠沙華もあった。

白い曼珠沙華はなんとなく気品があり、ピンクの曼珠沙華はかわいい感じがする。

 

ちなみに曼珠沙華ということばは、サンスクリット語から来ているらしい。

仏教の経典である法華経由来で、「天上の花」という意味があるという。

なんとなく高貴な感じがする花だ

 

けっこう歩き回った。

お天気もよくならかったので、帰ることにした。


f:id:motoshidaa:20231006082633j:image撮り鉄みたいに電車を撮ってみた。

西武秩父線を斜め前から。

 

ということで、自分的にはあまりうまく撮れなかったが、また来年も曼珠沙華の撮影をしにいこうと思う。

 

【アクセス】

 

バス:JR高麗川駅から国際興業バス高麗川駅経由飯能駅行に乗り「巾着田」下車徒歩約3分

あるいは西武池袋線飯能駅から国際興業バス高麗川駅行・埼玉医大国際医療センター行に乗り「巾着田」下車徒歩3分

電車:西武秩父線高麗駅下車徒歩約15分

あるいはJR川越線八高線高麗川駅下車徒歩約40分