2021年の高松宮記念はいいレースだった!
そもそも、1200mのレースは予想しにくい。あっという間に終わってしまうし、ゴール前も混戦というイメーシだ。
とりあえず、今回のレースの予想をこのように立ててみた。
本日の高松宮記念の予想!
— みっちー (@michi_blog05) 2021年3月28日
◎レシステンシア
︎︎◯ダノンスマッシュ
▲サウンドキアラ#高松宮記念 #高松宮記念2021
前走の阪急杯を1分19秒2のレコードを出して優勝したレシステンシアを本命とした。
マイルチャンピオンシップこそ8着と惨敗だったが、休み明けで初めての古馬相手なので、ここはそんなものだろうと思った。
そして前走は堂々とした勝ちっぷりだ。久々のG1制覇もいける雰囲気だ。
そんなわけで、レシステンシアが優勝だろうと予想した。
対抗は、ダノンスマッシュ。こちらも実績としては優勝してもおかしくない。
前走は香港スプリントで優勝、その前もスプリンターズステークスで2着だ。
他に、重賞のセントウルSや京王杯SC等の短距離戦を制していて、いまノリにのってるスプリンターと言ってもいいだろう。
またロードカナロア産駒というのも、このレースを制するのに相応しい気がした。
レシステンシアを負かすとしたらこの馬しかないかなぁ、と思った。
ただ、近年の高松宮記念は荒れている。しっかりと穴馬対策をしておかなければ!
ということで、穴はサウンドキアラだと予想した。
1200mは初挑戦であるものの、1600mや1400mでは実績を出している。
G1での勝ち星はないが、昨年のヴィクトリアマイルはあのアーモンドアイについでの2着だ。強くないわけがない。
雨で馬場がよくないのも好材料だ。
もしかしたら2着争いにくい込んでくる可能性もあるなぁと感じた。
というわけで、あとはレースを待つのみとなったのだった。
ゲートが開いてまず行ったのが、モズスーパーフレア。そのまま逃げていく。
意外なことに、レシステンシアは少し抑えた形になった。
モズスーパーフレアがそのままレースを引っ張り、前半600mは34秒1の平均的な流れ。
第4コーナを回ったところで、内ラチ沿いを進んだモズスーパーフレアが2馬身ほどリード。
残り200mあたりでもまだモズスーパーフレアがリードしていたが、真ん中あたりからインディチャンプ、外側からダノンスマッシュがあがってきた。
4頭がそのまま進んでいき、やがて外のレシステンシアとダノンスマッシュが競り合う。そしてゴール前、わずかの差でダノンスマッシュが競り勝った。
雨のため重馬場となり、レシステンシアが望むスピードの競馬ができなかったのが敗因かもしれない。
勝ったダノンスマッシュは、国内のG1初制覇。3度目の正直の末の勝利だった。上がり3Fのもメンバー中最速タイの34秒3、見事な末脚だった。香港スプリント1着の実力を見せつけた見事な勝利といえよう。
また、私の予想は1着と2着が逆だったがほぼ的中ということで、今回はよかった!
さて、6歳馬のダノンスマッシュだが、いまが絶好調だ。ぜひ、秋のスプリンターズステークスも制して、父ロードカナロアが成し遂げた春秋スプリント制覇を達成してほしい。