前作「マスカレード・ホテル」に引き続き、「マスカレード・ナイト」が公開されると聞いたとき、とてもワクワクした。キムタクと長澤まさみさんが帰ってくるのかぁと思うと興奮せざるを得なかった。
そもそもキムタク好きなので、彼のドラマはけっこう視聴している。そして、長澤まさみさんが出演するドラマや映画も好きなのだ。
そして、原作が東野圭吾さんということも、この映画を楽しみにしていた要因だ。
楽しみだらけだった「マスカレード・ナイト」をやっとで観ることができた。今回はその感想を書いていきたい。
「マスカレード・ナイト」:作品情報
公式サイト
スタッフ・出演者
監督:鈴木雅之
原作:東野圭吾
出演:木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、中村アン、田中みな実、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡部篤郎
公開日
2021年9月17日
あらすじ
ある日、警察に届いた匿名の密告状。それは、数日前に都内マンションの一室で起きた不可解な殺人事件の犯人が、12月31日にホテル・コルテシア東京で開催される年越しカウントダウン・パーティー、通称「マスカレード・ナイト」に現れるというものだった。
大晦日当日、捜査本部に呼び出された警視庁捜査一課の破天荒な刑事・新田浩介(木村拓哉)は、かつての事件同様、潜入捜査のためホテルのフロントクロークとして働くハメに。優秀だがいささか真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)と事件解決にあたるが、パーティーへの参加者は500名、全員仮装し、その素顔を仮面で隠している。次から次へと正体不明の怪しい人間がホテルを訪れる状況に、二人はわずかな手がかりすら掴めずにいた・・・。
(「マスカレード・ナイト」公式サイトより引用)
「マスカレード・ナイト」の感想
やっぱりキムタクだよね!
主役の新田刑事を演じるのは我らがキムタク。人を見抜く天才なのだが、こういう特異な才能を持った人物を上手に演じるのがキムタクのすごいところだ。
マスカレードシリーズも二回目なので、前作に比べると新鮮味はないわけだが、それでもキムタクは何度見ても飽きない。
新田浩介はキムタクがベストだろう。
そして、今回も長澤まさみさんが演じる山岸とのコンビがいい感じだった。人を疑うのが仕事である新田と、お客様との信頼関係を強固に守ろうとする山岸。お互い相容れない立場であるはずなのに通じ合っていくところがよい。
どんな相手でも息がピッタリとあってしまうのがキムタクなのである。
やっぱり東野圭吾さんだね!
さすが、原作が東野圭吾さんだけあって、ストーリーがすばらしい。ていうか、犯人が全くわからなかった。
最後の最後に犯人がわかるわけだが、その顔がスクリーンに映った瞬間、「なんだとー」と思った。
そして、最後の謎解きですべてが明らかになるわけだが、「ふむふむ、そうなっていたんだねぇ」と納得させられた。
なんとなく私も犯人を予想していたのだが、カスリもしなかった(笑)
俳優が豪華すぎ
キムタク作品といえば、小日向文世さん。そして勝村政信さんも。
それだけで「おお」と思うわけだが、今回も大物俳優が多数出演していた。
石橋凌さんや渡部篤郎さんのような渋い面々、沢村一樹さんや石黒賢さんのような実力派俳優陣、中村アンさんや木村佳乃さんのような華やかな女性陣、知っている人がいっぱい出ていた。
キムタクと長澤まさみさんだけでも豪華だというのに、こんなに同じ作品に出てしまっていいのでしょうか。終始そんな気分で作品を鑑賞していた。
最後に
前作の「マスカレード・ホテル」を観たときに、続編を楽しみにしていたのだが、案外早く観ることができてよかった。
原作は映画とちがって「マスカレード・ホテル」、「マスカレード・イブ」、「マスカレード・ナイト」と続いたわけだが、映画はこれで終わりかな。
また、機会があったら続編できたらいいなぁと思う。