「イカゲーム」の感想:流行ってるのもうなづける

最近Netflixで配信され、世界的に流行しているという「イカゲーム」。どんなものかと視聴してみた。

正直いって、私の好みのお話ではなかったのだが、それでもイッキ見してしまった。それくらい魅力的なドラマだったのかもしれない。

今回はこの「イカゲーム」の感想を書いてみようと思う。

 

 

イカゲーム」情報

配信サイト

Netflix

配信期間

2021年9月17日~(全9話)

スタッフ

監督・脚本・演出:ファン・ドンヒョク

出演者

イ・ジョンジェ、パク・ヘス、ウィ・ハジュン、オ・ヨンス、チョン・ホヨン、ホ・ソンテ、キム・ジュリョン、アヌパム、ユ・ソンジュ、イ・ユミ

あらすじ

勝てば天国、負ければ…即死。賞金に目がくらみ、奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを待っていたのは、昔ながらの遊びを取り入れた死のゲームだった。

イカゲーム | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用)

 

イカゲーム」感想

好みではなかったが、最後まで惹きつけられた

あらすじにあるように、ストーリーは殺人ゲームだ。ゲームで人を殺すようなちょっと狂ったストーリーで、私はそういうのが正直のところ好きではない。

ところが、全9話をかなり高速で視聴してしまったのだ。というのも、ストーリー的にすぐに続きを見たくなってしまうのだ。

「これ、どうなっちゃうの?」、「あ、やばいじゃん」、「え?まじ???」、「あいつムカつく」などなど、見ていると自分の感情を揺さぶるシーンがたくさんある。

胸くそ悪いシーンもたくさんあるし、泣けるシーンもある。

好みのストーリーではないのに、韓国ドラマの質の高さゆえ画面に釘付けになってしまうのである。

 

ストーリーが秀逸

このドラマはたびたびネットニュースで話題になり、ついつい記事を読んでしまう。記事を見ると、どうやら日本の漫画などを参考にしてつくっている部分もあるらしい。「パクリじゃん」と言いたくなるような部分もあるそうだ。

まあ、それがどうなのか私にはよくわからないが、それでもストーリーはよくできていたように思う。

まず、子供の遊びをそのままゲームにしているところがわかりやすい。「だるまさんがころんだ」のように日本でも遊ばれているゲームがあったり、あるいは「綱引き」のような運動会でやる競技がある。

それが海外ドラマなのにスーッと入ってくるところだっと思う。

また、簡単に人が死んでいくのだが、そこから生じる悲しさの描き方だったり、人間の醜さの描写だったりが、よく表現されていた。

胸くそ悪い部分も、演技が迫真に迫っていたので余計に感じるものがあったりした。

 

韓国ドラマのクオリティの高さを見せつけられた

最近は、どの韓国ドラマを見てもクオリティが高いと感じてしまう。

ストーリーはいいし、迫力があるし、臨場感が半端ないし、演技力も高い。

その中でも、出演している俳優さんもかなりよかったように感じた。

まず、主人公ソン・ギフンを演じたイ・ジョンジェさん。基本クソ男なのだが、ドラマの中では何度応援したことか。人間臭さがところどころに出ていた。

そして、もうひとりよかったのがカン・セビョクを演じたチョン・ホヨンさん。彼女はもともとモデルだったらしい。だが、そんなキレイな部分など全然見せず、ココロの闇を隠しながらゲームに参加している様子がとてもよかった。私は一気に彼女のファンになってしまった。

他にもいい俳優さんがたくさんいた。韓国ドラマの質の高さを支えているのはこういう俳優さんたちなんだろうなぁと思う。

 

最後に

世界的にブームとなっている「イカゲーム」。生き残りをかけたデスゲーム系のストーリーで胸くそ悪い部分もあるが、そういうのがイヤではない人にはオススメのドラマといえる。

またしても韓国ドラマの質の高さを感じさせられた作品だった。