スパイダーマンってけっこう好きなヒーローだ。
完全無欠のヒーローではなくて、悩み、恋をし、失敗し・・・、
そんな人間臭いところがいいのだと思う。
たぶん、多くの人がそう思っているからこれほどの人気があるのだろう。
思えば、2002年のトビー・マグワイアのスパイダーマンもよかった。
そして、その後アンドリュー・ガーフィールドのアメイジング・スパイダーマンになってからもよかった。
アベンジャーズ入りしたトム・ホランドのスパイダーマンも言うまでもなくよい。
どのスパイダーマンもそれぞれ味があってよい。
ところで、トム・ホランド版というかMCU版のスパイダーマンは今回で3作目。
前2作は、アベンジャーズの一員ということもあってか、なんとなく存在感が薄いような気がしていた。
もちろん、個人的な偏見もあっての感想だ。
だから、今回の「ノー・ウェイ・ホーム」はそれほど期待しないで観に行った。
「あ、スパイダーマンだから観に行かなきゃ」みたいなノリだ。
一応、スパイダーマン好きなので、観るのが自分の中で義務化されているという感じだ。
ところが、ところが、いやいやこれは、とんだ失礼をした、という感じだ。
はっきり言って「アベンジャーズ:エンドゲーム」を観たときくらいの衝撃だった。
「ちょっとそれは大げさだよ」と言われそうだが、本当にすごいと思った。
ただ、詳しいことは全く書けない。
もし映画を観てない人がこのブログを読んでしまったら申し訳ない。
だから、内容に関しては全然書けない。
これはネタバレ厳禁の作品なのだ。
スパイダーマン好きなら絶対に観てほしい。
たぶん、みんなそう思うだろう。
観終わったあと、私はとても感慨深くなってしまった。
「ああ、そうだったのかぁ・・・」
「あれは、あれだったなぁ・・・」
「あのとき、たぶんこんな気持ちだったんだろうなぁ・・・」
いろいろ思い返す部分が多かった。
そして、これを作ってくれた人にありがとうと言いたくなってしまった。
「よくぞ、つくってくれました。ありがとう」と。
本当に、よくこれほどの作品ができたなぁと思う。
というわけで、この感想を読んで「なんのこっちゃ」と思ったらごめんなさい。
まとめると、「スパイダーマン最高!!!」ということだ