「ふたりの私」(台湾ドラマ)の感想

はじめて台湾ドラマを視聴することにした。

タイトル名は「ふたりの私」

たまたまNetflixでいろんなジャンルを見ていたら目についたドラマだ。

誰かに教えてもらったわけでもないし、自分のまわりで話題になっていたわけでもない。本当にたまたま出会ったドラマである。

でも、おもしろかった!

そんなわけで、今回は「ふたりの私」の感想を書いてみようと思う。

 

「ふたりの私」とは

まずはNetflixのサイトより。

www.netflix.com

 

あらすじを公式サイトより引用する。

ヘッドハンターとして活躍していた女性が昏睡(こんすい)状態から目覚めると、彼女の世界はすべてが一変していた。違和感のある日々を送るなか、彼女の記憶に子供の頃のつらい過去がよみがえる。

 

主人公は女性。彼女はヘッドハンターとして活躍している。

ところが、あるとき交通事故にあい昏睡状態になってしまった。

そして目が覚めるとちがう世界に生きる自分になっていたのだ。

 

なんとも不思議なストーリーだ。

こんな内容だとSFとかファンタジーなのかと思うのだが、実はそうではない。

ストーリーが進んでくるとその意味がだんだんわかってくる。

 

そして、彼女がつらい過去を歩んできたことも徐々に明らかになってくる。

すべてが明らかになったとき、そういうことだったのかと納得できる内容である。

 

「ふたりの私」の感想

見ていてつらくなる内容だった

正直言って、途中見るのがつらかった。

第一話で主人公はいきなり変な男に目をつけられ、セクハラというか暴力を受ける。のっけからいやだった。

 

そして第二話で、いきなり世界が変わる。

最初、本当に意味不明だったが、理由は後半で明らかになる。

理由がわかった時、私は思わず涙が出てしまった。

 

そして彼女の過去も悲惨だった。

話が進むにつれて彼女の過去もジワジワと明かされていく。

ハッキリ言ってトラウマになるレベルの内容だ。

 

よくできたドラマだと思った

けっこう重厚な内容だったと思う。

人の気分を暗くさせるような内容でもあったと思う。

そして、先にも書いたが、第2話から世界が突如変わってしまう。

交通事故に会い、昏睡状態から目が覚めるとちがう世界だった、という内容なのだ。

それなのにファンタジーでもSFでもない。

これどうやって回収するんだろうと思ってみてたら、後半で「こういうことだったのか」とわかる。

見てるときはつらかったけど、あとから思い返してみると見事な展開だったなぁと思う。

こういうドラマはなかなかないだろう。

 

ぜひ、みてほしいドラマ

アメリカのドラマでもなく、韓国ドラマでもない。

台湾ドラマってそんなに触れる機会はなかった。

でも、こんなに素晴らしい内容のドラマがあるんだと知った。

 

台湾ドラマを見たことがないので、正直出演している俳優さんたちを私は知らなかった。

しかし、出演している人はみんな演技力が高いと思う。

このシリアスなストーリーにみんながカッチリハマっていた。

主人公のお父さん、お母さん、弟、先生、友だち、会社の人たち、みんな迫真の演技だった。

 

そして、なによりストーリーがすごい。

何度も書いているように、別の世界が登場するという冒険的なストーリー。しかし、全く変なふうには感じなかった。

 

ドラマのつくりとかカメラワークとかよくはわからないが、どれもが一流のできだったんじゃないかと思う。

そういう意味でみんなにぜひ見てほしいドラマだ。

 

最後に

初めての台湾ドラマ「ふたりの私」。

見終わってみるとこのタイトルの意味もわかる。

そして、最初にこのドラマを選んで正解だった。

これから別のドラマも見てみようと思う。台湾ドラマのクオリティの高さを知ったから。