「青春の記録」のあらすじと感想:主人公サ・ヘジュンがマジでよかった!

Netflixではいま、韓国ドラマが熱い!

 

「愛の不時着」とか「梨泰院クラス」などがいつもNetflixで上位だ。もはやアニメか韓国ドラマしか上位に来ないのではないかというほどである。

(参考記事:「愛の不時着」あらすじと感想:号泣必至の韓国ドラマだった

 

そして、今回私が視聴したのが「青春の記録」だ。

 

このドラマを見ようと思ったきっかけは、出演者の中にパク・ソダムがいたからだ。

 

パク・ソダムを知ったのは映画「パラサイト」だった。カンヌ映画祭パルム・ドールを受賞し、アカデミー賞では作品賞を受賞したあの「パラサイト」だ。

 

私はあの映画ですっかり彼女のことが好きになってしまったのだ。だから彼女が出演している「青春の記録」を見ない選択肢はない。そんなわけでこのドラマを見ることにした。

 

結果、パク・ソダムだけでなく、登場する出演者がみんなよかったし、内容もよかったのだった。

 

めっちゃオススメドラマだった!

 

そこで今回は「青春の記録」の感想を書いていきたいと思う!

 

 

「青春の記録」情報

 

放送時期

2020年9月7日~10月27日

大韓民国tvN

 

スタッフ・製作など

監督:アン・ギルホ

脚本:ハ・ミョンヒ

 

主な出演者

パク・ボゴム (サ・ヘジュン役・・・主人公)

パク・ソダム(アン・ジョンハ役・・・ヒロイン)

ピョン・ウソク(ウォン・へヒョ役・・・ヘジュンの親友)

クォン・スヒョン(キム・ジヌ役・・・ヘジュンとへヒョの友だち)

ハ・ヒラ(ハン・エスク役・・・ヘジュンの母)

パク・スヨン(サ・ヨンナム役・・・ヘジュンの父)

ハン・ジンヒ(サ・ミンギ役・・・ヘジュンの祖父)

イ・ジェウォン(サ・ギョンジュン・・・ヘジュンの兄)

シン・エラ(キム・イヨン・・・へヒョの母)

チョ・ユジョン(ウォン・ヘナ・・・へヒョの妹)

 

視聴率

平均視聴率:7.628%

最高視聴率:8.740%(第16話・最終回)

最低視聴率:6.362%(第1話)

(韓国の全国視聴率)

 

「青春の記録」あらすじ

 

俳優としての成功を夢見る2人の青年と、メイクアップアーティストの卵。生まれや家柄が重要視されるこの世界で、自分の力だけで夢に挑む若者たちの青春を描く。

青春の記録 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト より引用

 

モデルから俳優になり成功することを夢見るサ・ヘジュン

 

バイトをしながらモデルや俳優業をこなし夢に近づこうとするも、父親はいい顔をしない。

 

そんなときにメイクアップアーティストのアン・ジョンハと出会い、2人は接近していく。

 

親友のへヒョも巻き込みながら、ヘジュンとジョンハはだんだん親しくなっていく。

 

2人の愛はうまく行くのか?

ヘジュンはトップスターになれるのか?

家族とはうまくやっていけるのか?

 

ヘジュンの青春が描かれていく・・・

 

 

「青春の記録」:感想

 

まさに、「青春の記録」というタイトルにぴったりのドラマだった。主人公ヘジュンのがんばる様子を応援したり、彼の苦悩に共感したりした。そして最終回はとても泣けた。

 

本当に「青春の記録」だった

親子のこと、友人のこと、恋人のこと、仕事のこと、青春時代には悩んだり障害があったりさまざまだ。そしてこのドラマもまさにそうだった。

 

例えば親子関係。

 

ヘジュンが俳優として生きていくことに父親は反対していた。それがきっかけで、2人にはずっとわだかまりが残っていた。

 

最後の最後までそれは続いていく。2人の気持ちの様子が随所に垣間見えるところがもどかしかったりした。

 

また、友人でありライバルでもあるへヒョとの関係も、ものすごくうまく表現されていた。

 

恋人とのことも、仕事のことも、ヘジュンをはじめとしたみんながいろいろな問題を抱えている。そういったものがドラマにはたくさん詰め込まれていて、とにかく盛りだくさんに感じた。

 

このドラマは、シンプルにヘジュンとアンジョンハの恋物語だと思っていたが、実はみんなの「青春」を描くドラマだったんだよね。

 

なんといってもヘジュンがよかった

ヘジュンを演じたパク・ボゴム、カッコよすぎ! !!

 

役柄が、モデル出身の俳優というかっこいい設定なのだが、それが見事すぎるほどハマっていた。

 

まず、ヘジュンには自分の信念を曲げない。とても頑固なところがある。そしてかなりの努力家だ。

 

俳優として成功するためにしっかり台本も読み込んで役作りに打ち込んだ。自分の仕事に対して手を抜かない人間でもある。

 

そこがかっこいい。

 

また、母親や祖父に対してとてもやさしいし、恋人に対してのやさしさも半端じゃなかった。

 

かっこよくてやさしいなんて最強すぎるじゃないか!!!

 

こんな立派な青年はどこを探してもいないだろうというくらい立派なわけだが、パク・ボゴムはそれを見事に演じきっていた。

 

彼はイケメンを、完璧に演じ切っていたのだ!

男の私からみても彼はかっこよかった。

 

ヘジュンとアン・ジョンハの恋

仕事や家族のことでさまざまな障害を乗り越えていく物語だったわけだが、同時に「青春の記録」はヘジュンとアン・ジョンハの恋物語でもあった。

 

2人はそれぞれの夢を持ち、その夢に向かって進んでいく。

 

そして、お互いに愛し合っていた。愛し合っていた。今思い返すと、愛し合う2人の数々の名シーンが記憶に蘇る。もう、見ているこっちまで幸せになってしまったほどだ。

 

でも、その2人にさまざまな障害が待ち受けていたが、それが見ていてつらかった。

 

結局、2人の間に溝ができてしまったときは「あーーーーーっ」て気持ちになった。

 

最終回、この2人がどうなるか、それは見てのお楽しみだが、たぶん賛否両論あるだろうな。でも、最終回の2人の様子を見るかぎり、決して不幸ではないとだけは言っておこう。

 

 

最後に

 

「青春の記録」を見て、韓国ドラマの底力を見せつけられた。

 

ラブストーリーとしてのひとつひとつのシーンがとても丁寧にとられていたし、パク・ボゴムとパク・ソダムの演技力が半端じゃなかった。

 

成功に向かって進んでいくと、次々と障害があらわるところは、もうドラマの定石なわけだが、韓国ドラマはそれが本当に激しい。

 

見ていてハラハラしたし、泣けるシーンもいっぱいあった。

 

たくさん書きたいことがあったが、たくさんありすぎて結局、中途半端になってしまった。

 

いずれにしても、みんなに見てほしいドラマであることにはちがいない。

 

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