むかし、韓国ドラマ好きな人から「ホテルデルーナ」をオススメされ、
でも、その頃はNetflixで配信されていなかったので、そのまま放置。
しばらくして、Netflixで配信されたのを知った。
「いつの間に?」と思ったが、オススメされたことを思い出し、試しに見ることにした。
そしたら・・・
そっこーハマった。
めっちゃおもしろかった。
特にIU(イ・ジウン)。
彼女の魅力がこのドラマでは全開していた感じだ!
それにとても韓国ドラマらしいなぁと思うドラマだ。
ということで、今回は「ホテル・デルーナ」の感想を書いてみようと思う。
「ホテル・デルーナ」について
ストーリー
1998年のある日、幽霊しか入れないはずのホテルデルーナに、生死をさまよう人間が入ってきてしまう。デルーナの社長であるチャン・マンウォル(IU)はその男を助ける代わりに、男の息子が大人になったらデルーナに引き渡すという条件を提示する。2019年、20歳の誕生日にデルーナへの招待状を受け取ったク・チャンソン(ヨ・ジング)は、20年前マンウォルに命を救われた男の息子だった。デルーナで働くことを決意したク・チャンソンは、マンウォルと共に幽霊のおもてなしをしていくのだが…。
(ウィキペディアより引用)
幽霊が宿泊させるホテル「デルーナ」が舞台。
その社長チャン・マンウォルと、そこで働くことになったク・チャンソンの物語である。
1000年以上前の出来事も絡んで、物語はどんどん大きくなっていく。
主な登場人物
チャン・マンウォル(イ・ジウン/IU)
ホテルデルーナの社長。1000年以上社長を勤めている。
ク・チャンソン(ヨ・ジング)
ハーバード卒のエリート。ホテルデルーナの支配人を任される。
キム・ソンビ(シン・ジョングン)
ホテルデルーナのバーテンダー。科挙を首席で合格した過去がある。
チェ・ソヒ(ペ・ヘソン)
ホテルデルーナの客室長。名門の家柄に嫁いでいた。
チ・ヒョンジュン(P.O)
ホテルデルーナのフロントマン。朝鮮戦争中に亡くなった。
麻姑神(ソ・イスク)
この世とあの世を行き来する神
死神(カン・ホンソク)
ホテルデルーナの幽霊をあの世に導く引率者
「ホテル・デルーナ」の感想
ファンタジーとして秀逸
幽霊だけが泊まれるホテルデルーナ。
日本でそんなドラマをつくるとちょっと陳腐な感じになりそうだが、そこは韓国ドラマだった。
つくりはしっかりしていて、見ていてあきない。
現代を舞台としたドラマだが、ホテルデルーナの過去の因縁をあきらかにするために、過去の描写と未来の描写を行ったり来たりする。
そうやって、しだいに登場人物たちの過去が明らかになっていく。
あの世に行くことができないでいるホテルデルーナの面々。
彼らが彼女らが過去をどうやって清算していくのかが見どころでもある。
幽霊系のファンタジーとしてはトッケビがあるが、それとはちがうおもしろさがあった。
IUちゃんがいい!
ホテルデルーナ社長のマンウォル役であるIU。恥ずかしながら私は初見だった。
彼女は登場するたびに衣装を変える。それがとても華やかでキレイだ。
いや、キレイでもありかわいくもあるという言い方のほうがいいかな。
とにかく彼女が出てくるたびに胸が踊る感じで、見ていて飽きなかった。
もちろん、見た目だけでなく演技もよい。
ク・チャンソン役のヨ・ジングさんとのやりとりは最高だ。
二人のやりとりはときにコメディ、ときにシリアス。
ク・チャンソンに何か言われたときのマンウォルの顔がいちいちよい。
そして、マンウォルはク・チャンソンによってだんだん変わっていくのだが、だんだん表情に冷たさがなくなっていくのがよい。
IUの演技力の高さが出ていたと思う。
このドラマで私はIUファンになってしまいました。
最後は号泣必至
このドラマ、進めば進むほど、単純にハッピーエンドというわけにはいかないなぁとわかってくる。
それがとても切ない。
物語が進むにつれ、マンウォルとク・チャンソンは距離を縮めていく。
しかし、そんなに話は簡単ではないのだ。
視聴者は、回を追うごとに事情をだんだん理解していくはず。
でも、理解すればするほど切ない結末しか思い浮かばない。
ラストのほうは、もうなんとも言えない気持ちになってしまう。
そんなストーリーだ。
最後は涙が出てしまった。
最後に
このドラマは、最近の韓国ドラマと同じで一話が長い。
それが16話もある。
ちょっと間延びしている感じがする人がいるかもしれない。
でも、私は最後まで楽しんで視聴することができた。
「ホテルデルーナ」は韓国ドラマの魅力を存分に味わえるドラマだといえるだろう。