「GACKTの勝ち方」の感想:一流になるにはどうしたらいいかがわかる本

先日、ローランドさんの本を読んで、かなり感銘を受けた。 (参考記事:「俺か、俺以外か」(ローランド)の感想:名言にしびれました!) やはり一流はちがう。 そして思った。一流といえば、いるじゃないか、この人がと。 その人とはGACKT様。彼こそ一流と…

「青春の記録」のあらすじと感想:主人公サ・ヘジュンがマジでよかった!

Netflixではいま、韓国ドラマが熱い! 「愛の不時着」とか「梨泰院クラス」などがいつもNetflixで上位だ。もはやアニメか韓国ドラマしか上位に来ないのではないかというほどである。 (参考記事:「愛の不時着」あらすじと感想:号泣必至の韓国ドラマだった…

「カササギ殺人事件」のあらすじと感想:構想から執筆まで15年という緻密なストーリー

なにか本を読もうと思うとき、売れてる本とか賞をとった本を探すようにしている。 やっぱりみんなから評価されてる本っておもしろそうだからね。 で、今度はミステリーを読もうと思って探してたらすごいのがあった。 「本屋大賞翻訳小説部門第1位」、「この…

「俺か、俺以外か」(ローランド)の感想:名言にしびれました!

最近、ローランドさんの本を読んだのだが、きっかけはTwitter。 フォローしたい有名人を探していたらローランドさんが引っかかり、遅ればせながらツイートを拝見した。 そうしたら、なんとエレガントなツイートだこと!!! たとえば、この質問箱の「今人生…

「学校遠望」(丸山薫)という詩はきれいだがどこどなく悲しい詩だ

みんな学生時代の思い出って輝いているのかな? この詩を読むと、そんな思いを抱いてしまう。 学校遠望 丸山薫 学校を卒(お)へて歩いてきた十幾年 首(こうべ)を回(めぐ)らせば学校は思ひ出のはるかに 小さくメダルの浮彫のようにかがやいている そこに…

「あどけない話」は高村光太郎の愛情たっぷりの詩です

空って不思議! 青空を見ていると心が温かくなり、曇り空を見るとちょっと憂鬱になったりする。 雲ひとつない真っ青な空を眺めるのも気持ちいいし、流れる雲を眺めたりするのもまたおもしろい。 やっぱり空って不思議だ。 それに、いろんな歌に空が登場する…

「人言を繁み言痛み・・・」という和歌をいまだに忘れられない。

ことばの暴力って最近聞くようになったフレーズで、むかしはそんなになかったような気がする。 現代社会は昔より陰険になってきたような気がする。肉体的な暴力はもちろんだめなわけだが、ことばの暴力は案外自分でも知らぬ間にみんなやっているのかもしれな…

ふるさとは遠きにありて思ふもの・・・」:父と話をするといつも思い出してしまう詩だ

昨日、久しぶりに父と話をして・・・ まあ、親としても、息子がコロナにかかっていないか心配なようで・・・ ちょっとさみしい部分もあるのかな、息子と半年以上もあってないので・・・。 そんなわけで、少々電話で話した。 でも、投げかけてくることばは辛…

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ:人の心の根源はさみしさである

俵万智さんの短歌で有名なのがこちら。 「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ たしか学校の教科書にも載っていたはず。 この短歌、めっちゃ共感しちゃうんだけど、多分みんなもだよね? 今回、この短歌について思ったことをみるこ…

「白い巨塔」(2003年)内容と感想:ドラマ史上10本の指に入る名作だ

病院ドラマといえば「ドクターX」とか「コードブルー」をあげる人が多いのかな? やっぱり華々しい感じがするのがいいよね。 でも、私は病院ドラマの最高峰に「白い巨塔」をあげたい! これまで何度もドラマ化され、そのつど高視聴率を叩き出した作品。2004…